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決断 2015/06/27

打つ手無し、の診断を頂いてしまったヴィヴィさん。
どうしても飼い主さんが手術したければ、協力はします、と優しい先生は言って下さいましたが、ヴィさん本人が嫌、と。
先生も、もうこれ以上の治療は自分の犬ならしない、このままステロイド投与で最期まで看取る、と。


抗がん剤治療をしなかった場合の骨肉腫平均余命と言われてる100日はとっくに過ぎてる。

判ってるけど…



延命のための痛い治療、苦しい治療はしない、と最初から決めてた。

今もそれは変わらない。





すっごく考えて考えて。






戦う相手を変えた。





今までは戦ってきた相手は「癌」。





これから戦う相手は「痛み」。







私は見かけによらず(?)気が強い。
最近、他の方のブログで拝見した、断脚手術で切断した癌になった脚を病院から返して貰い、お骨にして保管しておくというお話。
その仔と今まで一緒に過ごして来た脚だから、同じように供養してやりたい。
その仔が亡くなった際には一緒に葬ってやりたい。



(゜o゜)!!
そんな美しい考え方があったんだ。


ったく勝手に癌になりやがって、ワタシの可愛いヴィを苦しめて。
お前なんて産業廃棄物、ゴミだゴミ!!
 


としか思わなかった。そしてそうした。






えっと、なんの話だっけ。
気が強いワタシは全面降伏したくなくて。
戦う武器、ステロイドしかないのか。
痛みの原因の腫瘍の正体、結局判らないままで戦ってて良いのか。





ダメでしょ!!







転院した先生はとても丁寧に見て下さって、粘って粘って結局原因となる腫瘍を見つけて下さった。
でもホームドクターだから、予防注射から捻挫骨折から腹痛まで、何でも診なければならない。
診療器具だって限界がある。
当然です、まだまだお若いのに高額な医療器具を揃えられるはず無いもん。







癌の専門家、腫瘍認定医に戦い方を聞きに行こう!!





調べてみると、隣県に半年前、腫瘍認定医の先生が転院(?)してきてたことが判り。
早速TEL。


経緯を受付の方に簡単に話し、週末の診療時間の最後にちょっと無理矢理予約を入れて貰った。




先週の土曜日に行ってきました。
途中SA、おやつ買って貰えるからワクワクのヴィさん。






ヴィさん、今日は肌寒いからソフトクリームじゃなくてケーキにしようね~♪









楽しくドライブ2時間、到着です。前の主治医より近かった(-_-;)





とても綺麗で広い病院。
最後なので患者さんも私達だけ。



先生は、まだ40代前半と思われるきびきびした方でした。
でもすっごく説明解りやすい。
そして頭の回転が速い。

私が持って行ったこれまでの経緯を書いたレポートを読み、それに記した私の質問を確認し、それを解決するために
・血液検査
・エコー検査
・触診
をこれからします、もしそれで判らなければ
・細胞診
追加します、とテキパキと説明され、実行。


あ、うち、母子共に分離不安なんで診察すべて同伴でお願いします、のお願いはあっさりOK。
助かりますわ~、とか言われました(笑)


ちなみにヴィさん、初めに先生の顔見るや、「バウ!」と口の中で威嚇吠え。
ふじこにドヤされました。



血液検査、またしてもすべて異常無し。
炎症や痛みが酷い場合に数値上がる項目を中心にして下さいましたが、どれも正常なので、今ヴィちゃんそんなに痛かったりは無いですよ、ちゃんとステロイドで疼痛コントロールされてます、って。
心配してたステロイドの影響も出て無くて肝臓もOKでした。

そしてエコーと触診で、
「これは腰下リンパ節への骨肉腫転移ですね。」
とあっさり。
5か月前に骨肉腫で断脚してて、この位置にこの腫瘍、細胞取って診るまでも無いです、と。


抗がん剤治療するなら詳しく調べないといけないけど、今更抗がん剤はされませんよね?と先生。
はい、しません、というと、
ですよね~。←結構、友達みたいなノリで喋る先生でした(笑)
これ、手術出来ませんよ、触っても硬くて動かないし、がっつりリンパ節に根付いてますからね。
大きいし。5センチあるもん。
ん、放射線?
この手のにはあんま効かないし、ここ、膀胱とか大腸とかあるからね、ピンポイントで照てるの難しい場所だよ。
確か○大付属(地元の大学病院)には細部照射の放射線装置無かったはず。
レーザーのICG?
僕殆ど経験無いんだけど、あまり効くイメージ無いなぁ。
レーザーはどうしても軽く皮膚火傷するよ。痛がるしね。
しかもこのサイズの腫瘍だと長時間&長期間必要だからヴィちゃんの負担大きくない?
エヌセイズ?
ん~、もう、その段階は過ぎちゃってるね。
エヌセイズ投与で意味が有るのは転移前、断脚手術後だから今はステロイドで正解だよ。


ふじこの疑問、全て解決。





は~い、他には何か?って先生最後は面白がってました(^^;
    


でも、はっきり言われました。
抗がん剤しない場合の余命はとっくに過ぎてる。
これだけ大きな転移腫瘍がリンパに有るんだから、まず以前のレントゲンの肺の点は転移。
今日レントゲン撮って確認するまでもないよ。ヴィちゃんの負担になるだけでしょ?


今生きてるのはね、ヴィちゃんが飼い主さんの期待に応えようと頑張ってるだけなの。
体の限界は、平均余命過ぎてる時点で来てるんですよ。
こっから先はヴィちゃんの飼い主さんへのこれまでの愛情の御礼です、って。


この若さで、抗がん剤してないのに発症半年過ぎて、自分で歩いて診察来てご飯食べてるなんて凄いです。
もっと頑張れじゃなくて、良くやってるって誉めてやらないと、って。



何か、心の整理がつきました。
これまで癌の子と飼い主さんを沢山診てこられた先生だからこそ、の言葉だな、と。
これから先の心構えを教えて頂け、本当に有難かった。






痛みを取りたいともう一つ、私が先生にお願いしたのが骨転移させず死なせたい、ということ。


ヴィは、断脚前に痛みで死にかけています。

ここにあまり詳しく書きませんでしたが…
食べない飲まないのは勿論、私の顔も判らず、目の焦点も合わず、放心状態。
行ったこともない部屋の隅や廊下の端に行きたがり、顔を暗いところ狭いところに突っ込んだり。
死に場所を探しているのは明らかでした。

あの痛みを2度とヴィに味あわせたくない、と言えば聞こえは良いですが、私が見たくないんだと思います。
何もしてやれない、自分の無力さにこっちが死にたくなりました。




先生に理由を話すと、なるほどね~・・・と考えることしばし。




費用が掛っても良いですか?と先生。
この先何年もじゃないので構いません、というと、

○ゾメタの投与(静脈注射)
○パラディアの投与(経口薬)
を提案して頂きました。



両方とも私的に以前は候補に入ってましたが、今の状態には効かないのかな、と思ってたので素直に質問。


まずゾメタ。
先生、ゾメタって骨の痛みに効くんじゃないんですか?だから骨肉腫で断脚しない仔がする痛み止めだと思ってたんですけど?って聞くと、勿論100%じゃないけど骨肉腫転移腫瘍にも効いたよ~、但し経験上だけどねって。
値段高いけど、副作用もめったに聞かないし、効くタイプの腫瘍ならバツグンに効くし月に1回で良いからね。
試してみてもいいんじゃない?って。

あとパラディア。
最近流行りの分子標的薬。
これも、転移を防止する経口薬だから、肺転移した今から飲ませても意味無いと思ってました。
先生に、そう聞いてみると。
今、痛がって無いということは骨への転移は無いと思われるから、これ以上の転移を防ぐのにメトロノミック療法で少量投与は良いと思うよ、副作用も抗がん剤に比べたら全然少ないし。
今、自分の手元には一箱しかないけど。
これ今、品薄だし高いから個人輸入してる人が多いみたいだよ。
副作用怖かったら、この一箱を少量から始めて大丈夫そうなら輸入したらどう?と。

本当は、40ミリ/隔日が良いと言われましたが20ミリ/隔日で始めてみることにしました。

ゾメタは高価だし普段使わないので、取り寄せないと常備はしていない、と。
だから近くのお医者さんに頼んで取り寄せて貰ったら?
そんなに投与難しくないからどこのお医者さんでも出来るよ、ただやったこと無いとか効かないとか言われるかもだけど。
ふじこさん、そんだけ調べてるからお医者さんに説明出来るでしょ(笑)って。


先生、遠方なんで私たちが今後ここに通うとかっていう発想は全く無く。
すごい無欲(?)な先生でした。
かといってテキトーって訳ではなくて、すごく一生懸命、親身に見て下さいました。
当然の如く、病院を出たら午後の診察時間を1時間以上過ぎてました。
先生、ありがとうございましたm(__)mすんごいエラソーにいっぱい聞いてすいませんでした











さて、と。


ナビで検索かけるとイケる距離だな、アカリ。


カフェと病院はヴィヴィさんの中でセットだからね。







今日はラストオーダー前に着けたので満員御礼。








こらこら、今日はお客さん多いんだからジャマだよ(-_-;)








飼い主は和風ハンバーグ。








飼い犬はプードルサイズのジャガイモ砂肝煮×4つ分を一皿に詰め込んで貰い・・・







更にワッフルのトリプルサイズを完食。








その後飼い主のベリーベリーワッフルを1/4強奪( ̄▽ ̄)







癌には炭水化物は厳禁だけど・・・
もうヴィさんは癌とは戦わないからね(*^^*)

痛みには食物制限無いからOKよ~♪良い仔は真似しちゃダメダメ。ふじこ理論です
好きなもの、美味しいもの、沢山食べようね!








お家に帰ってまったりのお嬢さん。






ちなみに体重、2週間前より1キロ増えてました。末期癌のクセに・・・






週末にはルタオのプリンとマスクメロンのケーキが届くから、一緒に太ろう食べようね(^^)/~☆














今後の方針 | HOME | パラディア&ゾメタ
 そんなことがあったんだ・・・
骨肉腫の痛みは相当なものでそれをなくすための断脚手術であって、転移を防ぐためのものではないと獣医さんには言われてたけど、ロビンはそんなに痛がってはいなかったなあ。だから処置が遅かったのかも。ヴィーちゃん、痛かったんだね、良く頑張ったね、辛かったよね。
そんなヴィーちゃんを見ていたら、どんなことでもするぞ!と思っちゃうよね、ふじこさん。
納得できる先生が見つかって良かった!
ふじこさんの記事は私たち骨肉腫の子を持つ父ちゃん母ちゃんにとってはとっても貴重!
 愛する我が子をどうしたら守ってやれるか希望が見えてきた来た人も多いと思いますよ。
 ヴィちゃん、病気は辛いと思うけど、それでもヴィーちゃんはめっちゃ幸せだよー!
2015/06/28 10:41 : ジャスまま URL : 編集
ふじ子さん💗ボルママとお話し出来たみたいですね😉不思議なご縁✨みんなfamily~💕
2015/06/28 22:49 : アイリーンママ URL : 編集
ヴィさん、はっぱかけてごめんね。
そうだよね、他人から言われるまでもなく、
ヴィさんはふじこさんが大事で大好きだもんね。
そう簡単に離れたい訳がないよね。

良い先生に巡り合えて良かったですね。
疑問がクリアになれば今後の方針だって決まるし、
何より色々と安心できますから。

ふじこさんは気が強いというより、芯が強いんだと思います。
それから私の中でふじこさんは「行動力の女」。
そしてものすごく勉強なさっている。
ほんと、脱帽します。
2015/06/30 08:55 : ren URL : 編集
戦う相手が変わったんですね。
本当にふじこさんのブログから学ぶこと多いです。戦う相手が癌から痛みに変わったというくだり、共感しています。
うちの子も最近痛み出したようなので、ふじこさんのアドバイスにしたがってそろそろ痛みどめの薬を服用始めようと考えています。土曜日に病院に行ってレントゲンと薬をお願いするつもりです。
ヴィヴィさんは普通にお座り、寝返リはできますか?うちの子は全くできないどころか、体の向きを変えるのにも痛むようです。痛みのため、噛みつかれそうになります。これって、どの位の段階なんでしょうかね?
2015/07/02 14:58 : スタンプーのママ URL : 編集
ジャスまま様♪
ジャスままさん、コメントありがとうございます☆

エカテちゃん、順調で何よりです!
命のバトンかぁ、素敵ですですね。
ロビンちゃん、孫のお世話に生きがい感じて長生きしますよ、きっと(*^^*)

ロビンちゃんが断脚までにあまり痛みを感じなくて済んだのはホントに良かったです。
骨肉腫の痛み、聞きしに勝るものみたいでした。
麻酔覚醒直後ですら必死で私に甘えまくる仔が、あの時期には私の呼びかけにも全く反応しませんでした。
次に骨の痛みを訴えたら、もう外科処置が出来ない以上私は助けてやれないので、それが一番怖いんです。
肺転移由来で亡くなる方がまだマシだと言われている程の激痛なんだそうです…

本来ならもう限界が来ている時期に、あまり投薬投薬はしたくないのですが、痛みを取ることについてのモノはヴィも許してくれるだろうと思っています。
ロビンちゃんにはきっと、庵のみんなの元気が何よりのお薬ですよ!!
2015/07/04 07:27 : ふじこ♪♪ URL : 編集
アイリーンママ様♪
アイリーンママさん、コメントありがとうございます☆

お陰さまで、ママさんにはとても親身になって良くして頂きました。
ありがとうございましたm(__)m

それも有ってショックで、気持ちの整理が…
ヴィなんて、お散歩もう一ケ月以上行って無いんですよ。
改めて、この仔もいつどうなっても不思議じゃないんだって痛感しました。

健康に生きるって、実は難しいんですね、すごく。

2015/07/04 07:33 : ふじこ♪♪ URL : 編集
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/07/04 10:52 : : 編集
ren様♪
renさん、コメントありがとうございます☆

ヴィさん、私と同じで辞書に根性とか無いタイプなんで、はっぱかけてやって下さい(笑)
これまで何回私動かない~、食べない~ってなってもうダメだ…て覚悟したことか。

こちらの先生には確定診断をお願いし、継続で掛るのはあくまでT先生のつもりです。
ただ、T先生お薬2か月分下さって次回を指定なさらなかったんで、いつ行こうかと(^^;
もう「治療」出来ることも無いみたいですし、具合悪くなったら行くって感じなのかな?

たまに発熱しますが、いわゆる「腫瘍熱」なんですって。
ステロイドと抗生剤と患部のクールダウンでお家手当で構わないみたいなんで…
末期癌犬と暮らすと、多分私じゃなくてもみんなエセ獣医まがいにならざるを得ないんですよ~(*^^)

renさんと再会するまで頑張ろうかなっ!てヴィさん言ってます♪
2015/07/04 11:38 : ふじこ♪♪ URL : 編集
スタンプーのママ様♪
スタンプーのママさん、コメントありがとうございます☆

ブログ更新なさってて安心しました!
ダイヤちゃん、痛むのですね。手術前のヴィを思い出して涙が出ました。

犬のペインスケールというのが有って、私もすごく参考にしている表があります。
喋れないわんこの、色んなしぐさで感じてる痛みを1~4まで測るのですが、それによると触ろうとしたら怒るのはレベル3で相当痛いとなってます。
ネット検索したら多分出てくると思うのですが…
本当に心配です。

ママさんへのコメにも書きましたが、お医者さんによって鎮痛剤を使う時期がホントにバラバラみたいですね。
診断後すぐにずっと弱めのを使っていく先生も居られれば、結局最期まで使わない先生も居られるし。
実はヴィさん手術前、かなり痛がってましたが手術前の体に良くないからって鎮痛剤処方して貰えなかったんです。
で、食べない飲まないでどんどん弱ってこのままじゃ手術まで持たないかもって、慌ててデュロテップパッチという最強クラスの麻薬系鎮痛剤使ったのですが、全然効きませんでした…
今でも物凄く後悔しています。

ダイヤちゃんの先生がどう診断なさるか判らないですが、ダイヤちゃんが穏やかにママさんとの生活を送れるように祈ってますね。
2015/07/04 12:04 : ふじこ♪♪ URL : 編集
秘密コメ様♪
秘密コメさん、コメントありがとうございます☆

長文コメ大歓迎です~(*^^*)
いつも優しいお言葉頂いて私もヴィsんも元気を貰っています。
ありがとうございます!

ここのところ出張続きでお返事遅くなってすいません。
正直ヴィさんの調子が少しづつ下降気味の今、出張とはいえ遠方に行くのは怖いです。
急変した時に帰れないですもんね…
って、すっかり弱気な私です。

出来る治療が無いって判ってから、自分の中で納得するまでかなり葛藤はありましたが、やっぱりヴィさんの幸せを一番に考えたら入院やお預けはせず、好きなものを私と一緒に食べてなるべく経口投与で痛みを取るのが最良なのかなって。
もう、今日なんてヴィさん夕食後にクリームパンとスイカ食べてますから(笑)
私と半分こです(^^;

誉めて下さってありがとうございます。
ヴィさんも私も誉められて伸びる仔です(?)
とっても嬉しいです♪
2015/07/08 22:57 : ふじこ♪♪ URL : 編集
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